きれいな空気とおいしい水で作られた福井の地酒１０選

福井県は空気がきれい。水がおいしい。なので、お酒もおいしい！

福井県には、蔵元も多く、全国的に有名な銘柄もたくさんありますが、有名どころの銘柄しか知らないという方もいるのではないかと思います。

今回は、毎日でも飲みたいきれいな空気とおいしい水で作られた福井の地酒と題して１０の蔵元をピックアップしてみました。

蔵元および銘柄については、地元のお酒屋さんである宮郷さんに個人的主観でコメントいただきました。

宮郷です。宇城さんも最近は日本酒を飲んでいるようですね。いい傾向です！（笑）個人的主観満載でコメントしたいと思います！

みやごうさんの店舗で日本酒のことについていろいろ聞いてみました。そのときの様子は「みやごう酒店」でツウなお酒の選び方を聞いてきた

１：黒龍

 

出店元：https://www.kokuryu.co.jp/

福井の地酒といえば、まずは黒龍ですかね？特徴を一言でいうと？

無菌室（クリーンルーム）で瓶詰めなど行っている蔵元ですね。また、繊細さが特徴的。瓶詰めされたデザインがかっこいいですね。

黒龍の中では、どの銘柄が好きですか？

そうですねぇ。中でも、私は、「龍」が好きですね。このお酒は、結構しっかりしている飲み口です。

２：梵

出店元：https://www.born.co.jp/

次に梵ですが、特徴といえば？

梵は、レベルが高いですね。考えていることや設備や情報発信など、すべてにおいてレベルが高い蔵元だと思います。社長のこだわりは相当なものですね。

梵では、どの銘柄が好きですか？

そうですねぇ。「吉平」が好きですね。

梵で、最初に飲んだ方がいい銘柄ってありますか？

一番安い銘柄から飲んでいくと、よくわかると思いますよ。是非、試してみてください！

３：一本義

出店元：https://www.ippongi.co.jp/

一本義についてはどうでしょう？

一本義は、やっぱり、福井といえば、一本義だと思うんですよね。お手頃なラインナップが多いので、そればかり目立ちますが、「伝心」とか、いいお酒作ってますよ。県外の居酒屋では、一本義がよくおいてありますよ。

一本義では、どの銘柄が好きですか？

先ほど言った「伝心」が好きですね。何種類かあるので、ぜひ飲んでみてください。

４：白岳仙

出店元：https://www.hakobune-ceory.com/event/kuramoto-archive/95.html

白岳仙についてはどうでしょう？

白岳仙は、一言で言うとチャレンジャーですね。使っている米とか、人と違うことをするのが好きなんでしょうね。飲みやすいおいしいお酒を作っている酒蔵ですね。

５：早瀬浦

出店元：https://find-travel.jp/article/5718

早瀬浦についてはどうでしょう？

早瀬浦とは長い付き合いですね。20年ぐらいでしょうか。付き合い当初から比べると、お酒を作る量がかなり増えたんじゃないでしょうかねぇ。人気が出てきている証拠だと思いますね。定番になっている純米酒がやはりおいしい。純米酒をベースに試行錯誤しながら、どんどんおいしくなっている感じがします。最近は、早瀬浦らしさが出てますね。

なるほど、早瀬浦は何度か口にしたことありますが、今度じっくり味わってみたいと思います。ところで、宮郷さんにとって、お酒の好きか嫌いかの判断基準は何でしょう？

ずっと飲み続けていられるお酒かどうかですね。判断基準としては。

ずっと飲み続けていられるというのは、自分に合っているということなんでしょうね。

６：花垣

出店元：https://www.hanagaki.co.jp/

花垣についてはどうですか？

花垣は好きか嫌いか分かれる方が多いと聞きます。この酒蔵もいろいろ試行錯誤してますよねぇ。実験的なお酒も出してますよ。

わたしは、最近、米しずくをリピートしてますね（笑）その後、超辛純米も飲みましたが、米しずくに戻りました。ここ最近では私の中でブームの酒蔵です。

７：福千歳

出店元：https://www.fukuchitose.com/

福千歳についてはどうですか？

福千歳は、息子さんが後をついで、やる気満々でがんばっているので、これから楽しみではありますね。現時点では、どういう方向性でいくのか見ていきたいところです。銘柄も、「シュールリー」とか「さくらヌーボー」とか、若者を呼び込もうとしている感はありますね。

８：常山

出店元：https://www.jozan.co.jp/

常山についてはどうですか？

オススメは、常山（とこやま）が作った常山（じょうざん）ですね。元々は、「はぶたえまさむね」という銘柄でしたね。この銘柄はオススメです。いま、蔵も改装していますし、これからドンドン伸びてくるでしょうね。見せる蔵というのをコンセプトにするようで、お客さんを呼べるような店構えにするようですね。この考えはなかなかできないんですよ。お酒の方も、基本、常山の銘柄ははずれがないです。

確かに今の店舗は入口がわかりにくい感じなので、どう変わるか楽しみですね。

常山の社長は、いま、お酒にストレスをかけない方法を研究しているようで、実際に、以前と比べて味が変わったような気がしています。研究熱心で、これからのお酒も楽しみですね。

９：越前岬

出店元：https://www.47news.jp/feature/sake/2014/04/1533.html

越前岬についてはどうですか？

お酒をたくさん飲む方が好んで飲んでいる銘柄ですね。最近は、フルーティなお酒も出してますが、基本、お酒が好きな方が好むお酒、しっかりしたお酒！って感じのお酒ですね。

１０：白龍

出店元：https://www.jizakegura.com/

白龍についてはどうですか？

白龍さんは、唯一、自分のところで山田錦（米）を作っている蔵元ですね。味は、がっちりしたというか、ごつい感じですね。こちらもお酒好きが好きなお酒ですね。いいお酒作っていますよ。

まとめ

まだまだ福井の蔵元はあるのですが、今回は、１０の蔵元をピックアップしました。

蔵元によって、さまざまな特徴があり、銘柄もたくさんあり、どれを飲んでいいか分からなくなりそうですが、話の中で出てきた「安いお酒から飲んでみる」というのは、蔵元のポリシーや理念を知る上で飲み方としては良い方法かもしれません。

オススメされた銘柄を中心に、福井の地元のお酒を飲んでいこうと思いました。