クレジットカードは、小額な物品購入からビジネス上での購入まで、さまざまな事柄に利用するようになっています。
わたしの場合は、もっぱら、ビジネス上でクレジットカードを使うことが多いですが、購入時期と支払い(引き落とし)時期が異なることから、決算の経理のときは、毎回時間をかけて仕訳整理する必要がでてきています。
法人にしてからは、税理士さんにお任せしているのもありますが、月次の経理の管理はなるべく自分でしていますので、やはり時間がとられるわけです。
そこで、よく使う仕訳やよく購入するモール(Amazonや楽天)や交通費(JR、ETC)などを分けることで、非常に簡単に仕訳できるようになったので、ご紹介します。
クレジットカードの選択のポイントとしては、以下の点をチェックしました。
- 年会費(有料、無料)
- 国際ブランド
- 付与ポイント
- 付与保険
- その他メリット
などです。あとは、個人的主観で利用価値が高いと思われるクレジットカードを紹介しています。是非、ご参考になさってください。
1:Amazonマスターカードクラシック
1つめは、Amazonマスターカードクラシックです。
Amazonマスターカードクラシックは、初年度の年会費が無料となります。
次年度以降は1,250円(税別)ですが、前年度に1度でもカードを利用すれば次年度の年会費が無料になります。
前年度に一度もカードを利用しないと、翌年分の年会費が請求されますのでご注意ください。
Amazonカードには、クラシックとゴールドがあります。ゴールドの方が年会費は高いですが、さまざまなメリットがあります。
必要に応じて、ゴールドカードを取得するのは大変メリットのあることなのですが、最初にゲットしたいのは、クラシックカードです。その理由は、後ほど詳しく説明します。
わたしの場合は、Amazonで購入するものは、ほとんどが書籍ですので、Amazonで購入した費用は、すべて明細をみるまでもなく「新聞図書費」で仕訳することが可能です。
ちなみに、過去、半年で76件の注文しています。年間では150件ほどでしょうか。
購入ごとの書籍費用をすべて計算をするまでもなく、月ごとの明細合計を一気に仕訳計上できるので、Amazonでよく書籍を買う方は検討するといいでしょう。
ところで、Amazonカードには、クラシックとゴールドがありますが、これらの比較をしてみます。
まずは、Amazon MasterCardクラシックです。
やはり、大きな特徴としては、年会費とお買い物時のポイントと入会時ポイントになります。
特に入会時ポイントは、クラシックカードのみとなっていますので、ゴールドカードの取得を考えていても、クラシックカードから取得する方がポイント分(2000ポイント~5000ポイント)お得になります。
■初年度年会費無料
年1回以上のご利用で翌年度も無料
■お買い物で最大2%ポイント
Amazonでのお買い物は2%、Amazon以外でも1%ポイントが貯まる
■入会時ポイントあり
時期や条件により2000ポイント~5000ポイント
カード正式名称 | Amazon MasterCardクラシック |
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国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,250円(税別) ※前年度1回以上のカード利用で無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:500円(税別) ※前年度1回以上のETCカード利用で無料 |
電子マネー | iD |
付与ポイント | Amazonポイント還元率 1.0~2.0% Amazon以外利用ポイント:1.0% Amazon利用ポイント:1.5% Amazon利用ポイント:2.0%(プライム会員) |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
旅行保険 | なし |
入会特典 | 入会時ポイントが2000ポイント~5000ポイント (時期や条件による) |
2:Amazonマスターカードゴールド
Amazonマスターカードゴールドは、前述のように、クラシックカード入会ポイントがあるので、取得しようと考えていても、クラシックカードから取得する方がポイント分(2000ポイント~5000ポイント)お得になることは先にお伝えしました。
しかしながら、ゴールドカードは、他のカードのゴールドのようにゴールドならではの特典が追加されています。Amazonを最もお得に利用できるクレジットカードとなっています。
まずは、AmazonMasterCardゴールドの特徴をまとめてみました。
大きな特徴としては、プライム会員の特典が無料であることとAmazon利用ポイントが2.5%の還元率ということになります。
■通常3,900円(税込)のプライム会員の特典が無料
※すでにプライム会員になっている場合で、AmazonMasterCardゴールドを取得された場合は、残りの期間の料金が返金されます。
■Amazonにおけるポイント還元率が2.5%(Amazon以外は1%還元)
年会費については、10,000円(税別)ですが、実質420円にまで割り引く方法がありますので、詳しくは、後ほど説明します。
カード正式名称 | Amazon MasterCardゴールド |
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国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 10,000円(税別) ※年会費割引特典あり 初年度:最大5,000円(税別)割引 2年目以降:最大:最大6,000円(税別)割引 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:500円(税別) ※前年度1回以上のETCカード利用で無料 |
電子マネー | iD |
付与ポイント | Amazonポイント還元率 1.0~2.5% Amazon以外利用ポイント:1.0% Amazon利用ポイント:2.5% |
ショッピング保険 | 最大100万円 |
旅行保険 | 自動付帯:最高1,000万円 利用付帯:最高5,000万円 |
入会特典 | なし |
年会費を割引する方法
年会費は通常10,800円(税込)となっていますが、
1.カード請求支払額を毎月一定額にするリボ払い設定「マイ・ペイすリボ」へ登録することによって、年会費が半額の5400円(税込)となります。
2.「カードご利用代金WEB明細書サービス」のご利用で2年目以降年会費が「1,080円(税込み)」割引となります。
※ 「カードご利用代金WEB明細書サービス」は過去1年間に6回以上の請求がある方が割引となります。
上記を適用すると、「マイ・ペイすリボ」と「Web明細サービス」を登録して、1年のうち6か月以上でカードを利用すれば、初年度は5400円(税込)、翌年以降の年会費は4,320円(税込)となります。
また、AmazonMasterCardゴールドは、Amazonプライム特典が付帯されるので、実質、初年度5400円-3900円=1500円(税込)、翌年度以降は4320円-3900円=420円(税込)で利用できることとなります。
Amazon利用時のポイント還元率2.5%を考えると、Amazonヘビーユーザは、取得価値があるのではないでしょうか。
補足:Amazonプライムについて
Amazonプライムは、Amazon MasterCardゴールドに自動付与されるサービスですが、主なプライム特典をまとめると下記のようなものがあります
わたしの場合は、特に、お急ぎ便やAmazonプライム・ビデオ、プライム・フォト、Prime Musicをよく利用しています。Amazonカードを持っていなくても利用価値はあるので、長い間Amazonプライム会員になっていましたが、いまさらながら、Amazonプライムに入るなら、Amazon MasterCardゴールドカードを取得する選択肢も大いにありでしょう。
- プライム・ビデオ
映画もTV番組も見放題。テレビ、パソコン、モバイル端末、ゲームコンソール等のデバイスで楽しめる。Kindle Fireならビデオをどこへでも持ち歩ける。 - プライム・フォト
カメラ・携帯で撮った写真を何枚でも保存できます。 専用のAmazon Photo無料アプリをダウンロードすれば、自動に保存したり、写真を撮ったその場でFacebook, Twitter, LINEにて家族や友人と共有することも。 - Amazonファミリー
プライム会員ならおむつとおしりふきが定期おトク便でいつでも15%OFF。さらにお子様情報のご登録で、おむつやベビー用品の限定セールへのご招待など特典多数。 - 配送特典
迅速で便利な配送特典を無料で提供。対象のお急ぎ便、お届け日時指定便が無料。Amazon.co.jpはプライム会員の皆様に迅速で便利な配送特典をご提供できるよう引き続き努めてまいります。 - 会員限定先行タイムセール
通常より30分早くタイムセールに参加可能。お得なタイムセール商品が購入しやすくなり、Amazonでのお買い物をさらに楽しめる。 - Prime Reading
さまざまなデバイスで、豊富な本・マンガ・雑誌が読み放題。Amazonでしか読めない限定タイトルも。 - Prime Music
100万曲以上が聴き放題。お気に入りの楽曲や音楽の専門家が選曲した数百のプレイリストを追加料金なしで楽しめる。 Twitch Prime
USのサービス、Twitchが提供するTwitch Primeと連携可能。毎月の無料ゲーム、広告なしのTwitchの表示、Twitch Channelの購読など、数多くの特典をご利用ください。 - Prime Now(プライム ナウ)
専用アプリでのお買い物を1時間以内にお届け。配送は早朝から深夜まで、好きな時間をお選びいただけます(対象エリアのみ)。 - Amazon Music Unlimited
プライム会員は特別価格、月額780円。まずは30日間の無料体験から。新曲から名盤まで、4,000万曲以上が聴き放題。楽曲をダウンロードすればインターネット接続がなくても楽しめる。 - Kindleオーナーライブラリー
Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットをお持ちの場合、対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料で楽しめる。 Amazon Mastercard
プライム会員なら2%ポイントが貯まる - Amazon Dash Button
ワンプッシュでお気に入りの商品を簡単注文。100種類以上のブランドからお選びいただけます。 - Amazonパントリー
食品・日用品を中心とした低価格帯の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり390円の取扱手数料でお届け。 - Amazonフレッシュ
生鮮食品や専門店グルメから日用品まで、必要なものをまとめてお届け。配送は8時から深夜0時まで。(対象エリアのみ)
※https://www.amazon.co.jp/gp/prime/pipeline/landing?ie=UTF8&ref_=nav_prime_member_btn参照
3:J-WESTカード(ベーシック)
さて、新聞図書費は、Amazonカードでまとめて仕訳するようにしました。次は、交通費です。
月に数回はJRでの県外での出張がある場合は、J-WESTカードがおすすめです。こちらも、J-WESTカード(ベーシック)とJ-WESTカード(エクスプレス)があるのですが、ざっくり、
・主に西日本での利用の場合、J-WESTカード(ベーシック)
・新幹線利用や全国各地へ利用する場合、J-WESTカード(エクスプレス)
という区分けでいいでしょう。
カードの違いは以下にまとめてみました。
参照:https://www.jr-odekake.net/j-west/card/comparison/
わたしの場合は、主に、西日本(大阪、京都)出張時にJRを使うので、J-WESTカード(ベーシック)を利用しています。
このカードは、e5489でのネット予約時に威力を発揮しまして、WEB早特、eきっぷを何度か使うだけでも、お得感があります。
WEB早割だけであれば、どのカードでもいいのですが、ポイントがつき、WEB早割が売り切れて通常切符にするときでも、割安のeきっぷが利用できるので、J-WESTカードを「交通費」としてのカードとして利用し、仕訳が非常にやりやすくなりました。