スタッフに仕事を依頼して、うまくいかなかったときのこと。
なぜ、うまくいかなかったのか問いただすと、
「わたしなりに努力したのですが・・・」
という返答になるときがある。
そして、次回はさらなる努力をするという。
でも、これでは、「そうか~、次回はがんばってくれな!」
とは、ならない。
なぜなら、努力という言葉は、抽象的で個人的
主観がおおいに含まれる言葉だからだ。
その点、工夫という言葉は、具体的で客観的な
言葉だと思う。
「今回の仕事は計算が多いので、エクセルを駆使して計算したのですが・・・」
「次回は、エクセルの関数を使い、足し算での計算をやめてみます・・・」
だと、工夫の余地がみられ、次回の改善策につながる可能性がある。
つまり、工夫という言葉は、後々の検証材料になりえる言葉だと言える。
努力している。という言葉を使いたくなったら、工夫という
単語に置き換えるといいかもしれませんね。