2016年も残りわずか。そろそろ、来年度のビジネス手帳の準備をする時期になりましたね。
10年前から使い始めたビジネス手帳。使い始めの頃よりは、しっかり手帳を使い、時間管理、仕事管理ができるようになってきました。
わたしの場合は、一番最初の手帳が、バーティカル手帳で、そのままバーティカル手帳を使い続けたので、毎年、この時期になると、バーティカル手帳の新商品に目がいき、来年はどの手帳にするのかを迷っていました。
きっと、あなたもそうだと思います。
ですので、あなたの代わりに、気になった手帳7種類を全部購入し、徹底比較しようと思います。
手帳に関しては、以下の点をチェックしました。
- 開きやすいか
- 開くときに紙の音(キュッという音)がしないか
- コラムがあるか
- 付録があるか
- ペン入れがあるか
- 金額
などです。あとは、個人的主観で手帳を触ったり開いたり見たりした感想を書いています。是非、ご参考になさってください。
1:陰山手帳2017
陰山手帳は、過去に5年ほどお世話になった手帳で、2017年度のお伴する手帳としては第一候補です。去年、浮気したフランクリンプランナーが、開き具合が気になる私にとってはいまいちだったので、今年は、この陰山手帳に戻ろうかなと思っているところです。
いまでこそ、バーティカル手帳がたくさんありますが、7,8年前は、バーティカル型は陰山手帳ぐらいしかなかったような気がします。
バーティカル手帳好きにさせてくれたこの手帳の特徴は、ずばり、右側ページがメモ帳になっていること。
これが、実に使いやすい。いろいろ見てきましたが、他にこのようなタイプの手帳はありませんね。
陰山コラムがあるのもグッドなのです。手帳は、ほぼ毎日見るので、何気に読んでいるとちょっとした気づきが得れることも多く、結構しっかり読んでいます。
1つ要望があるとすると、土日の枠がちょっと小さい点ですね。1ページにまとめるには、そうするしかないのかなとも思いますが・・・
サイズ | A5 |
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金額 | 2000円+税 |
付録 | 陰山秀男の目標管理表 |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | 陰山コラム |
ペン入れ | あり |
発行会社 | ダイヤモンド社 |
開始日と終了日 | 11/21~1/6まで |
2:佐々木常夫手帳2017
佐々木常夫手帳は、すべてが方眼で構成されているのが特徴です。
余計なものはそぎ落とし、シンプルに自由に使える手帳に仕上がっています。
開始日と終了日が長いので、よい感じです。
気になるのは、見開き時に、若干180度完全に開かないところですね。まぁ、そこまで開きずらいというというわけでもないのですが、わたしは結構気になるので、気になさらない方だと選択肢に入ると思います。
サイズ | A5 |
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金額 | 1600円+税 |
付録 | なし |
見開き | 若干の戻りあり |
紙音 | なし |
一言コラム | 今月の格言 |
ペン入れ | あり |
発行会社 | 永岡書店 |
開始日と終了日 | 10/31~2/4まで |
3:行動科学のメソッドでマネジメントする手帳
手帳のタイトルが長いですが、行動科学のメソッドでマネジメントする手帳は、佐々木常夫手帳と同じく、すべてが方眼で構成されているのが特徴です。
というか、発行会社が、同じであるからか、中身の構成もほぼ同じです。シンプルで使いやすい手帳になっていますね。
こちらは、見開き時に、180度完全に開くので、強いて言えばそこが違う。
細かい点をいうと、週間ダイヤリーの時間がグレー色なので、若干みにくい点。普通に黒でいいかなと思いますが・・・
金額も安いですし、悪くない手帳ですね。この手帳は数年前に始めて見かけて、気になっていた手帳でした。
サイズ | A5 |
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金額 | 1500円+税 |
付録 | 行動契約書 |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | 今月の格言 |
ペン入れ | あり |
発行会社 | 永岡書店 |
開始日と終了日 | 10/31~2/4まで |
4:小宮一慶のビジネスマン手帳2017
ほとんどの手帳は、最初にマンスリースケジュールがまとまっていて、その後に、ウィークリースケジュールが始まるという流れですが、小宮一慶のビジネスマン手帳 2017は、月ごとにマンスリースケジュールとウィークリースケジュールがまとまっている手帳です。
このやり方はアリですね。非常に使いやすそうです。いい感じです。
ただ、B6なんですよねぇ。
わたしは、割といろいろ書き込みたいタイプなので、A5の大きさがいいんですよね。
この手帳、A5サイズがあれば、陰山手帳かこれか、相当悩んでいると思います。
サイズ | B6 |
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金額 | 2000円+税 |
付録 | なし |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | 月ごとにあり |
ペン入れ | あり(名刺入れもあり) |
発行会社 | ディスカバートゥエンティワン |
開始日と終了日 | 11/28~12/31まで |
5:本田健 未来を開く手帳2017
本田健さんは、言わずと知れた自己啓発の書籍をたくさん発行されていまして、ベストセラー作家です。
2017年度の手帳から手帳の出版に参入されたということで、中身を確認してみます。
手帳の機能としては、いわゆるバーティカルタイプのごく一般的な手帳と同じですが、やはり真骨頂は、週ごとの一言コラムと特別付録である「なぜ手で文字を書くと夢は叶うのか」でしょうか。
可もなく不可もなく、普通に使いやすそうです。
手帳の機能としては十分ありますので、本田健さんの書籍を読んで感銘を受けた方は、選択肢としてアリだと思います。
サイズ | B6 |
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金額 | 1600円+税 |
付録 | なぜ手で文字を書くと夢は叶うのか |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | 週ごとにあり |
ペン入れ | あり |
発行会社 | 永岡書店 |
開始日と終了日 | 11/28~1/7まで |
6:美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2017
美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2017も、タイトルが長いですが、すべてが方眼で構成されているのが特徴です。
可もなく不可もなくシンプルに利用できる手帳です。カラフルに色付けされているので、見やすく使い勝手はよさそうです。
この手帳の特徴は、開始日と終了日が長い。なんと、9月26日から4月1日までと、今回の手帳中、最長でした。
B6サイズがしっくりくる方は選択肢に入れてもよいと思いますね。シンプルでよい手帳です。
サイズ | B6 |
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金額 | 1500円+税 |
付録 | ビジュアルガイド、シール |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | なし |
ペン入れ | あり |
発行会社 | 永岡書店 |
開始日と終了日 | 9/26~4/1まで |
7:7つの習慣入門手帳2017
小宮一慶のビジネスマン手帳 2017と同じく、月ごとにマンスリースケジュールとウィークリースケジュールがまとまっている手帳です。
7つの習慣らしく、振り返り項目やコヴィー博士の一言コラム、7つの習慣を実践しやすい仕組みがあります。
7つの習慣入門手帳というタイトル。入門とついていますが、いやいや、しっかり書き込んで最優先事項をしっかり把握すれば、利用価値の高い手帳だと思いますね。
7つの習慣を読んだことがある方ならオススメです。
ちなみに、この手帳の上位版にフランクリンプランナーという手帳があり、今年、わたしはそれを使っていました。が、分厚くて開きにくいし閉じにくいという、そういうのを気にするわたしには合いませんでした。こちらの手帳の方が使い勝手がよさそうです。
ただ、7つの習慣入門手帳もB6なので、A5があったら、選択肢の1つに入っていますね。
サイズ | B6 |
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金額 | 1800円+税 |
付録 | なし |
見開き | 180度しっかり開く |
紙音 | なし |
一言コラム | 週ごとにあり |
ペン入れ | なし |
発行会社 | KADOKAWA |
開始日と終了日 | 11/28~12/31まで |
まとめ
個人的主観で、バーティカル手帳を7種類選び、勝手に比較してみました。
この時期になると、毎年、どの手帳にしようか迷っているのですが、実際に手に触れると気づくことがたくさんありました。
手帳は、1年間は最低限使うことになるので、自分に合ったものを選びたいものですね。
個人的には、陰山手帳2017 を2017年度は使うことになると思います。やはりA5版であることと、見開きでウィークリースケジュールとメモ欄があるというのが、なんとも使いやすいです。
現在、ちょっと迷っている手帳でいうと、B6版ではありますが、小宮一慶のビジネスマン手帳2017、7つの習慣入門手帳2017 ですね。A5版があったら、相当悩んでいると思います。
基本、開きやすいとか、閉じやすいとか、紙の音がキュッといわないとか、使う上でちょっとしたストレスを感じない手帳しか選びません。が、最近のものは、基本スペックは高いと思いますね。
今回、わたしがお気に入りの形であるバーティカル型の手帳に絞りました。もし、バーティカル型を使ったことのない方も1つの選択肢として考えていただいてもよいかなと思っています。
手帳を有効活用して、あなたのビジネスライフがより良いものになれば幸いです。