小さいときは、漫画はよく読みました。
活字は好きではありませんでした。
独立してから、知識を得るために、
毎晩、ビジネス書を中心に本を読みました。
読みまくりました。
1日1冊とか3冊とかノルマを決めて
読んでいました。
しかし、あるとき、たくさん読んでいても
覚えている内容は少ししかないことに
気が付きました。
要は知識を得ていただけで、知恵に昇華
できていなかったのです。
それから、読み方を変えるようになりました。
本は、著者との対話という方もいます。
まさしく、そのとおり。
対話を楽しむのに、早く終わらせようと
思うことは逆に失礼ですよね。
本を早く読むということは、そういう
ことになってしまいます。
もちろん、すばやく知識を得るために
読むケースもあるでしょう。
もっとも、対話を楽しむ本(著者)を選ぶのには
それこそスキルが必要です。
どのような本(著者)がいいか。
それは、教えようとしていない著者。
教えようとしている時点で、恐らく、視野が
狭くなっている場合がありえます。
そうでない著者とはどういう著者か。
まだまだ発展途上だが、経験上、これからの方が
つまづきそうなところを、自分の経験上、
こういう風にのりこえたことがあると、
なんらかの参考にしてもらえたら。という
気持ちで本を書いている著者。
そのような本には行間に深い想いが
つまっていることに気付く。