この本を読んだわけではありません。
が、タイトルの言葉を、田坂広志氏の音声セミナーを聞いていて
出てきたので検索していたら、別の方が同じタイトルで本を
書いていたというわけです。
恐らく、内容としてはよく似ているのではないかと思います。
例えば、あなたの友人が、Aという選択肢とBという選択肢の
どちらを選ぶか悩んでいたとします。
あなたは、どう答えますか?
・あなたの経験や直観などから、どちらかがいいのでは?と答える
・友人が暗にどちらかを決めていそうな感じだったら、その後押しをしてあげる。
・どちらかを選ぶというより、友人の質問したときの心の状況からアドバイスする。
どちらかを明確に選択してアドバイスをするのは、恐らく正解ではないでしょう。
それは、あなたの友人はあなたではないのですから。
状況、能力、気持ちなど、身近でわかっていると思っていても、それでも
すべては分からないでしょう。
どちらかを選んであげるというよりは、悩んでいるときの状況を見て、
・今の心理状況では選択しないほうがいい
・今の心理状況ならどちらか選んでもいいかもしれない
などという、今の心理状況でのアドバイスが適切だろう。
つまり、タイトルである、「答えはすべてあなたの中にある」。
それは、自分にも言えますが、外に答えを探しているうちは、
答えは見つからないということでもあります。