2016年グッドデザイン賞を受賞した福井県鯖江市で企画された老眼鏡について聞いてみた

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福井県鯖江市といえば、めがね!めがねの聖地というべき鯖江で、2016年グッドデザイン賞を受賞した老眼鏡を開発された会社(View Master Co.,Ltd.)にお邪魔してきました。

今回は、老眼鏡のみならず、めがねについて、いろいろ聞いてみようと思います。

宇城
こんにちは。今日は、鯖江市水落町で「FLOAT」ブランドでネットショップをされているビューマスターにお邪魔しました。どうぞ、よろしくお願いいたします。
瓜生さん
ビューマスターの瓜生です。いつもありがとうございます。

1.フロートという老眼鏡について

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宇城
まず、フロートという老眼鏡を開発したきっかけを教えてください。
瓜生さん
はい。年配の方が元気になるような楽しい老眼鏡を作りたい。というコンセプトからこの企画は始まりました。
瓜生さん
親の本業は、アパレルショップなどで販売されている伊達メガネ・サングラスのメーカで、わたしは、メガネのデザインなどを担当しています。ですが、わたし自身が企画したブランドを立ち上げたかったというのが大きな理由かもしれません。フロートの特徴は、テンプル部分に磁石が入っていて、左右のテンプル同士がくっつくメガネなのです。なので、老眼鏡はよくなくすメガネとして有名なのですが、フロートの老眼鏡は、見失うことがなくなるメガネというコンセプトで開発しました。実際、うちの親父は、よく老眼鏡やサングラスをなくしていたんですよ・・・。
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宇城
なるほど。老眼鏡は確かに常時つけているものではないので、どこに置いたか忘れそうな感じはしますよね。親父さんのよくなくす姿をみて、それをなんとかしてあげようと思ったわけですね。
瓜生さん
そうですね。あとは、メガネと共にわたしの仕事は始まったのですが、長く携わるにつれ、メガネへの愛着が沸いてきたんですよ。みなさんにも、メガネというものにもっと愛着もってもらってもらいたかったんですよね。

2.フロートの販売について

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宇城
フロートはネットショップだけでなく、オフラインのお店でも販売されているようですが、オフラインのお店では、どのようなお店においてありますか?
瓜生さん
そうですね。フロートは、実際に見て購入いただくことが多い老眼鏡だと思っていまので、積極的にオフラインのお店においているんです。有名なところですと、蔦屋家電や百貨店においてありますね。
宇城
購入される方は男性と女性で、どちらが多いですか?
瓜生さん
いまのところは、女性が多いですね。わたしの予想通りだったのですが、やはり、店頭で見てその場で購入される方が多いようです。

3.フロートの開発について

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宇城
フロートは、さまざまなフレームの形、テンプルの種類が揃ってきていますが、今後は、どのような感じで開発を進めていく予定ですか?
瓜生さん
基本コンセプトは、おしゃれな老眼鏡です。なので、おしゃれな老眼鏡ということを目指して開発しています。今後は機能的な部分をもう少し増やして使い勝手の充実は図っていきたいなと思っています。
宇城
ところで、老眼鏡は常時つけているものでないので、なんだかんだで、かけやすいものが便利ですよね?どのあたりを工夫されていますか?
瓜生さん
はい。フロートの場合は、素材をこだわりました。ものすごく軽く柔らかい。ちまたには、かけにくいものがありますので、比べてみれば一目瞭然です。具体的には、かけにくいメガネの特徴は、サイズが小さすぎたり、傾斜が強すぎたり、鼻幅が広すぎたりなど。実は、どこの国の人に作るかで変わります。海外から輸入されるものも多いので・・・日本人向けのメガネは大抵大丈夫ですが、外人向けのメガネの輸入品は日本人には合わない場合が多いですね。

4.偏光サングラスについて

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宇城
これから、広めていきたいメガネは?
瓜生さん
フロートブランドで、実は、サングラスも開発しました(上記写真参照)。登山や釣りなどアウトドアで使うサングラスをイメージしています。アウトドアでは、偏光サングラスとの相性がぴったりなのです。なので、偏光サングラスを広げたいですね。偏光サングラスの機能自体は昔からあるのですが、最近、脚光をあびてきました。主に、釣具屋さんで売られていましたが、運転するときなど、本当に最適ですよ。

5.メガネのトレンド

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宇城
長いあいだ、伊達メガネやサングラスのデザインや企画をされていたということで、ファッションということを考えると、かなり先取りして開発していく必要がありますよね?トレンドなどはどのように調査されていますか?
瓜生さん
伊達メガネやサングラスのデザインをするために東京などへ調査に行き、道を歩いている方のメガネをずっと見ています!この業界に入ったばかりのことですが、道を歩いている方のかけているメガネがすごくいい!と思って、「ちょっとそのメガネ見せていただいてよろしいでしょうか」と声をかけてメガネをみせてもらったら、うちの商品だった。という・・・そんなこともありました・・・(笑)。
宇城
研究熱心ですね(笑)ちなみに、自分で開発した自社の商品のメガネをかけている方をみかけたら、すぐにわかるものなんですか?
瓜生さん
ある程度の距離で見れば、すぐにわかりますよ。見るだけで、この型番の商品だなと。
宇城
見る人が見るとわかるもんなんですね。
瓜生さん
本当に微妙な違いですけどね。ただ、その微妙な違いが売れる売れないの分かれ道なんですよね・・・。長年、毎日毎日メガネと接しているからわかることもありますね。
宇城
仮に、先ほど言われたメガネの微妙な違いを一言でいうとなんですか。
瓜生さん
一言でいうと、「かけやすさ」ということに集約されるでしょうね・・・。
瓜生さん
トレンドを求めると個性を出す必要があります。しかし、個性を出し過ぎると良い結果に繋がりません。 トレンドを掴み、逆に個性を隠す必要があります・・・。その按配がなんとも難しい。毎年悩んでいるのはそこなんです。

6.伊達メガネ・サングラスの開発について

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宇城
伊達メガネやサングラスは、年間でどのくらいの新商品を開発されますか?
瓜生さん
型の数でいうと50型ぐらいですね。
宇城
ちなみに、1型作るのにどのくらいの期間かかるものですか。
瓜生さん
最短で2か月ですが、まぁ、2か月で終わることはないですね。3か月、4カ月はかかります。
宇城
50型だと、年間常時開発していないと追いつかないですね・・・。今と昔では、売れ筋の違いってありますか。
瓜生さん
ここ数年は、開発した商品の売れるスパンが長くなってきました。定番品という括りが出来てきたのもスパンが長くなってきたからですね。開発者としては、それはいいとも言えないところなのですが・・・。
宇城
ところで、ファッションもそうですが、トレンドの移り変わりってどのタイミングで起こると思いますか。
瓜生さん
ファッションの原点として、人と同じものがいや、皆と違うものがおしゃれというのがあるでしょうね。トレンドになるとみんなが同じになることにより、新たなトレンドが生まれるのではないかなと思います。ただ、近年、ファッションの需要は落ちてきているような気がしますね。見た目だけではダメで、中身を差別化していく時代になってきたのかなと感じています。

7.メジャーブランドとの違い

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宇城
メジャーブランドのデザインとの違いは?
瓜生さん
ファッション寄りのメジャーブランドは差別化の為、あえて強い癖を持たせていると思います。アート、ファッション、音楽とリンクして個性的なもので人を引き付けて、人気が出ることがありますよね。
歴史と伝統があるメジャーブランドは逆にデザインをほとんど変えない(笑)
私はサングラス自体そもそもが欧米文化だと思っています。なので弊社の役割とするといかに日本人に合うメガネを開発出来るか、日本文化に溶け込ますことが出来るかを考えデザインしています。

8.まとめ

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長年、伊達メガネ・サングラスのデザインや企画に携わる瓜生さんにメガネのトレンド、および、自分で立ち上げた老眼鏡のブランド「FLOAT(フロート)」についてのこだわりを聞いてみました。

老眼鏡のブランド「FLOAT(フロート)」については、2016年グッドデザイン賞を受賞したというのもあり、デザイン性や機能性で飛びぬけている感じはあります。機会がありましたら、蔦屋家電や百貨店、ネットショップなど、一度、訪れてみてください~

屋号 FLOAT(フロート)
所在地 福井県鯖江市水落町7号28-6
電話 0778-52-9537
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